片品村の晩秋の伝統行事『十日夜』
2019.11.18ブログ
片品村では、旧暦10月10日にあわせて、晩秋の伝統行事『十日夜』(とおかんや)が行われます🎵
十日夜とは一般的には、稲の収穫を感謝し翌年の豊穣を祈って、田の神に餅・ぼた餅が献じられるほか、稲刈り後の藁を束ねて藁づとや藁鉄砲を作り、地面を叩きながら唱えごとをする行事だそうで、これは、地面の神を励ますためと伝えられるが、作物にいたずらをするモグラを追い払う意味も持つそうです。
片品村の子供達がそれぞれ自分たちで作ったツチ(藁鉄砲)を持って、小中学生が近所の家をまわり、家の玄関の前で力いっぱいにツチを地面にたたきつけます‼
全員が大声で『トーカンヤ トーカンヤ・・・・・』と家人が出てくるまで繰り返し、家人が出てくると、モグラなどを退治してくれた子供達にご褒美を渡します🎁
※文言はその地区によって多少違うようです💡
今ではこの行事が行われている地区は、全国でも少なくなっているようですが、片品村ではこういった昔からの伝統行事をこれからも守り続けていきたいです😊🎶
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