尾瀬の郷片品湧水群

花咲の出水

硬度

18.0

pH

7.7

取水量(ℓ/分)

16

法的管理

×

冬期

×

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位置としては、武尊の恵水の上方にあるのですが、道順としては、花咲民宿村の看板を目印に、民宿村への道をたどって行くほうがわかりやすいでしょう。
ペンション村、その先のオグナほたかスキー場へ向かう道沿いにあります。

歴史

「武尊」にも伝説があるように、「花咲」(はなさく)という地名にも言い伝えがあります。『絵で読む尾瀬地方の伝説』という本から一部を引用させていただきますと… 

尾瀬付近の山奥に「悪勢」(おぜ)と呼ばれる盗賊がいて、山を下りてきては村で悪事をはたらいていた。日本武尊はこの盗賊を退治したが、盗賊の妻は娘達と土出村方面へ逃げていった。だが険しい山にはばまれて、途中の小さな丘で空しく死んでしまった。娘と姥は悲しんでそこを去らず、ついに石になってしまったという。その娘の霊魂が通じたのか、その石は毎年小さな花を咲かせた。村人はこの石を「花咲石」(はなさくいし)と名付け、傍らに小さな御堂を建てて「花咲石明神」として娘の霊を祭った…。

村民プロジェクト

この給水口もまた地元の人たちの協力で整備されました。中心となった星野徳夫さんは、都会へ出て事業を起こした方ですが、郷土への思いが強く、これまでも村へ寄付もされています。さりげなく脇に置かれた看板と石版がその郷土愛を物語っています。

この給水口もまた地元の人たちの協力で整備されました。中心となった星野徳夫さんは、都会へ出て事業を起こした方ですが、郷土への思いが強く、これまでも村へ寄付もされています。さりげなく脇に置かれた看板と石版がその郷土愛を物語っています。

周辺情報

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花咲地区は民宿村とペンション 村がありますが、冬期はスノーパル・オグナほたかスキー場の宿泊地となっています。民宿とペンションの中にはテニスコートやサッカーグラウンドを持っているところが数軒あり、夏期は学校やクラブ・チームの合宿などにも利用されています。

標高850~900mの高原の清涼な空気は、人の体とともに精神もはつらつとさせてくれるようです。

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